処理後10日目。
フラスコ出し。
病害菌のコロニーが発生しないことから、
病害菌フリーと考えて、フラスコから出した。
赤玉土 無殺菌。
植え付け後ラン菌SmartMax GreatRay30倍液で灌水。
今後発根すれば・・・・
MOG-A1菌による無病苗育成が可能になる。
5月14日 フラスコ出し
5月9日の状態。
MOG-A1菌溶液処理後5日で・・・イチゴ組織常在微生物は不活性となりコロニーは発生していない。
培養基はMOG-A1菌の菌糸で覆われ、病害菌のコロニーもない。
発根後、フラスコから苗を出して鉢植え順化し、SmartMax GreatRayで土壌処理、葉面散布すれば、
ウイルス以外の病害を防止できる。
ウイルスフリー化については・・・別に試験する。
この育苗技術の詳細は・・・企業秘密。
イチゴの完全無農薬栽培の決め手は「無病苗」の育成生産である。
MOG-A1菌はイチゴの萎黄病、炭疽病、その他のほとんどの病原菌を不活性にさせることが解ってきた。
この先行知見から、MOG-A1菌溶液を利用した簡便な「無病苗生産」の基本試験を行った。
供試材料
いちご実生苗から発生したランナーの第一子株。
MOG-A1菌溶液
試験方法
ランナーの第一子株3葉展開の大きさになった時、ランナーから切り離し、MOG-A1菌溶液に浸漬。
この浸漬した子株をオートクレイブしたハイポネックス培地 300ccフラスコ内に挿し木した。
培養温度
最低 8℃ 最高20℃ 室内
80%遮光下で培養
試験開始 2018年5月5日
写真 5月9日
MOG-A1菌溶液によるイチゴ無病苗育成試験
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